おはようございます。
日本知的財産仲裁センターの公開シンポジウムを紹介します。
特許の侵害可能性や有効無効を判断するセンター判定と、自社製品等が他人の特許に抵触しないか調査し判定する事業適合性判定に関する内容です。
私は事業適合性の判定人候補者になっており、先週研修を受けてきました。
この事業適合性判定は、まだそれほど依頼が多くないとのことですが、特許100件の抵触性判定(1号判定)が31万円です。
特許100件程度の侵害可能性等のコメントを付けた判定(2号判定)は、71万円にもなります。
通常、侵害予防調査であれば、500件以上の特許に目を通して数十万円です。いくら弁護士と弁理士が協働し、中立な判定をすると言っても、価格設定が相場とかけ離れているようにも感じられます。
http://www.ip-adr.gr.jp/news/2014/11/17jipac2015223.php
(日本知的財産仲裁センター主催)
当センターでは、1999年3月から毎年1回、知的財産に関するテーマを定めて公開シンポジウムを開催してきました。
今回開催する第17回シンポジウムは、「研究開発・企業活動の羅針盤 JIPACの判定制度を活用しよう!~センター判定と事業適合性判定~」と題して開催いたします。
日時 | 2015年2月23日(月) 13時~16時30分 |
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会場 | 弁護士会館2階講堂「クレオ」 (会場地図 ) (千代田区霞が関1-1-3 地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線 「霞ヶ関駅」B1-b出口直結) |
参加費等 | 参加無料、事前申込制(FAX、メール又はインターネット)、定員200名(先着順) FAXの場合添付のチラシの申込欄に必要事項を記載の上、お申込みください。 チラシ兼申込書 (PDFファイル) インターネットの場合インターネットでのお申込みはこちら |
内容 (予定) | 挨拶及び日本知的財産仲裁センターの業務の紹介 13時00分~13時30分藤谷 史朗(弁理士・日本知的財産仲裁センター センター長) 基調講演1 13時30分~14時10分「企業の立場からみた判定制度」 基調講演2 14時10分~14時50分「事業適合性判定」 パネルディスカッション 15時10分~16時20分「知財リスクへのセンター判定と事業適合性判定の活用 ~企業の立場,大学の立場,実務家の立場~」 パネリスト モデレーター |
問い合わせ先 | 日本知的財産仲裁センター TEL : 03-3500-3793 / FAX : 03-3500-3839 |