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Channel: 知的財産と調査
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東芝の技術、韓国に流出 容疑の元技術者に逮捕状 警視庁

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こんばんは。


不正競争防止法関係で、国外への技術流出が刑事事件となりました。


フラッシュメモリーは、サムスンと東芝・サンディスク連合がシェアの70%を占めているとのことで、SKも追いつくのに必死だったのでしょう。


もちろん、刑事罰に触れる行為が許されるはずもありませんが、このような国外流出を防ぐには、法律の整備ももちろんですが、実際の管理・運用をどのようにするかが、非常に重要と感じました。



 大手総合電機メーカー「東芝」(東京都港区)のフラッシュメモリーの研究データを不正に持ち出し、韓国の半導体大手「SKハイニックス」に渡した疑いが強まったとして、警視庁捜査2課が不正競争防止法違反(営業秘密開示)容疑で、業務提携していた半導体メーカーの元技術者で福岡県内に住む50代男の逮捕状を取ったことが13日、捜査関係者への取材で分かった。海外の企業に技術を流出させたとして刑事事件に発展するのは異例。捜査2課は近く強制捜査に乗り出し、全容解明を進める。

 捜査関係者によると、問題になっているのは、東芝の主力商品で、スマートフォン(高機能携帯電話)や携帯音楽プレーヤーなどに使われる「NAND型」のフラッシュメモリー。

 男は平成20年ごろ、東芝の開発拠点の四日市工場(三重県)で、NAND型関連の最新の研究データを不正にコピーし、転職先のSK社に渡した疑いがもたれている。問題発覚を受け、東芝が昨年、警視庁に刑事告訴していた。


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