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Channel: 知的財産と調査
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平成29年度稲門弁理士クラブ・無名会役員当選祝賀会

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昨晩は、日本弁理士会の役員選挙当選祝賀会に出席していました。

自分が所属する稲門弁理士クラブと無名会さん共催の祝賀会です。会場は東京タワーの見える浜松町の東京會舘。

 

副会長、常議員、監事については既に無投票当選が決まっており、稲門弁理士クラブから、尾崎光三先生が副会長に当選しました。

 

昨日が会長選挙の開票日でした。

日弁の渡邉敬介候補が無事当選しましたが、投票率が52.7%と低く、弁理士会会員の関心はそれほど高くなかったようです。

 

 

 

会長選挙ですが、日弁の渡邉敬介候補が3181票、連合の永井義久候補が2657票と、組織票の差が倍以上ある割には、得票数にそれほど差がない結果になりました。

 

投票率が52.7%と低かったのも一因ですが、連合が無派閥の票を集めたという面もあります。

自分は日弁の一因ですが、連合は手強い相手でした。

 

両者の政策で異なるのは、知財キャラバンの存否と、大企業向け出願増加策について、でした。

連合の永井候補のほうが、コンサルティングに関する知財キャラバンは止め、大企業出願の増加策を実行するという、保守的ですがわかりやすい政策でした。そのため、無会派層の票を掴んだのかもしれません。

 

実際のところ、自分も弁理士が知財コンサルを行うことは賛成ですが、現在の知財キャラバン事業については否定的です。経営コンサルに関するトレーニングを積んでいない弁理士が、事業承継、資金調達、企業戦略などを、経営者相手にコンサルできるとは到底思えません。

 

日弁の渡邉候補も、現在の知財キャラバンをそのまま継続する訳ではないようですので、今後の改善に期待したいと思っています。


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