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Channel: 知的財産と調査
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メルマガ第29号

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今朝、メルマガの第29号を発行しました。


商標登録や営業秘密保護に関する新サービスや、知財新刊を採り上げています。


3月は、INFOSTAの原稿執筆、弁理士会の総会、委員会参加、委員会人事、期末の仕事の追い込み等あり、メルマガは1月お休みしました。

http://archives.mag2.com/0001621127/

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平成28年4月4日

            知的財産と調査
                            第29号
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 本メールマガジンでは、

 弁理士である著者が、知財に関するニュース、セミナーの情報、書籍の
 紹介の他、特許調査等で役立つ実務上のテクニックをお伝えします。

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■弁理士の角田 朗です。本号もよろしくお願いします。

第29号のメニューは以下になります。

■弊所の新サービス紹介
■知財の新刊紹介
■知財に関するQ&A
■編集後記

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■弊所の新サービス紹介
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以前から検討していた、中小企業向け商標登録出願サービスを開始することに
しました。商標の場合は新規性という概念がないため、調査の結果、類似する
商標、商品がなく販売を始めた場合、後から他人に商標権を取得される可能性
があります。

そのため、侵害を予防するには、商標調査の他に商標登録も必要になります。
中小企業さんの場合、他人へ権利行使することは考えていないことも多いの
でしょうが、他人に商標権を取られると、ブランド変更の必要に迫られます。
中国など外国でよくあるパターンです。

そこで、近くの会社さんから、時々商標出願の問い合わせがあるのですが、
弊所でも中小企業向け国内商標の取得サービスを開始することにしました。

営業秘密保護に関する相談やタイムスタンプのサービスについても、強化して
行くつもりです。

特許調査の仕事はお陰さまで順調に増えてきていますが、今後の増員に備えて、
新たな挑戦もして行きます。

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■知財の新刊紹介
___________________________________

1.「知的財産法の要件事実」
http://www.nippyo.co.jp/book/7073.html
知財を専門としてきた元裁判官、第一人者の研究者らが民法と知財法の関係など、
知財法の要件事実を多方面から検討したとのことです。

2.「商標法の研究」
http://www.biz-book.jp/isbn/978-4-502-17711-8
土肥教授の集大成として、これまでの発表論文をまとめたもので、変貌を
遂げる商標制度のかたちを捉えたとのことです。

3.「特許法 <第3版> 」
http://www.koubundou.co.jp/book/b217875.html
中山先生の第3版です。2版刊行以降に行われた3回の特許法改正、その間の
重要判例・学説をフォローし記述を全面的に見直したとのことです。

4.「商標〈一問一答〉世界の不使用取消制度~アジア・オセアニア編~」
http://books.chosakai.or.jp/books/catalog/29729.html
外国(アジア・オセアニア)で商標権を取得又は紛争解決の際に不使用取消審判の
請求を検討される際の一助になることを企図した書籍とのことです。

5.「一橋ビジネスレビュー 2016年春号 63巻4号―負けない知財戦略」
http://store.toyokeizai.net/magazine/hitotsubashi/
プロパテント政策開始の前後から現在までの企業等の知財に対する取り組みを
多角的な視点から論じ、今後どのような考え方で知財にかかわる問題に取り組ん
でいくのかを考察する材料と場を提供することをねらいとしたとのことです。

6.「Law&Technology 71号」
https://www.vplab.org/lt/LT71_index.pdf
職務発明、民事訴訟での書類提出、損害賠償の寄与率、営業秘密の保護ハンド
ブック、延長登録最高裁判例の調査官解説など、最新のテーマが採り上げられて
います。

7.「ビジネスロー・ジャーナル 2016年5月号」
昨年の改正不正競争防止法の評価と営業秘密保護の考え方が特集されています。
国内の民事、刑事、法務部の役割、諸外国の営業秘密保護法制と実務等が解説
されています。

8.「ジュリスト 平成27年度重要判例解説」
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641115903
4/8発売です。知的財産法では、プロダクト・バイ・プロセスクレームの最高裁
判決の他、応用美術としての椅子のデザインの著作物性、育成者権の及ぶ範囲
等の判決が解説されています。

8.「ITを巡るプロパテント/アンチパテントの潮流」
http://www.amazon.co.jp/dp/4802090706
今月発売の近刊です。プロパテントとアンチパテントの相反する理念の、
およそ30年に渡る対立とその変遷を解き明かし、IT技術者および日本企業の
取るべき道を展望したとのことです。

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