JSTの文献複写サービスが、平成28年2月29日(月)をもって終了するとのことです。
また、サンメディアが提供するエクスプレスFAXサービスも同日にサービスが終了するとのことです。
どちらも非特許文献調査で使うものなので困りますが、ジーサーチが文献複写サービスを開始するとのことです。
ただ、おそらく現在よりは値上げとなるのでしょう。
http://jipsti.jst.go.jp/copy_s/new/info20150615_1.html
国立研究開発法人科学技術振興機構
情報企画部
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より、弊機構の文献情報提供事業サービスのご活用を賜り、厚く御礼申し上げます。
近年、国際的に学術論文の電子化、オープンアクセス化が急速に進み、インターネット経由で容易に入手できる環境が整いつつあります。こうした流れとともに事業者によるドキュメントデリバリーサービスも充実されてきており、現状のJST所蔵資料複写サービスは、大幅な減少傾向を示しております。
一方、弊機構においても、2013年5月に「オープンアクセスに関する JST の方針 」を打ち出し、JST公的研究資金による研究成果の情報発信・流通を強化する取り組みをスタートしたほか、平成27年度にはJ-STAGEによる電子化推進の対象誌を拡大 し、今後より一層の学術文献情報の流通強化に貢献する所存です。
こうした状況を背景とし、平成26年度より複写サービスにおける事業継続について検討して参りましたが、この度、コンテンツシート、受入証明の発行を含むJST所蔵資料複写サービスを平成28年2月29日(月)をもって終了することと致しました。
お客様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
情報資料館(東京都練馬区旭町2-8-18)の業務は、筑波資料センター(茨城県つくば市酒丸293)に統合し、筑波資料センターにおいて所蔵資料の閲覧サービスを継続致します。尚、JST所蔵資料複写サービスの終了に伴い、JSTが所蔵する資料は可能な限り、他の公共機関等へ移管することで、引き続き、有効活用できるよう進めて参る 所存です。
また、株式会社ジー・サーチが提供する「JDreamⅢ」や「J-GLOBAL」等の情報検索サービス等に収録する科学技術文献データにつきましては、これまでと同様に弊機構で引き続き作成し、サービスを継続いたします。
これまでの長きにわたり、JST所蔵資料複写サービスをご利用いただき、厚くお礼申し上げます。
今後も引き続き、JSTの情報サービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
国立研究開発法人 科学技術振興機構 (会計・ヘルプデスク担当)
TEL:0120-330-664FAX:0120-521-033メールアドレス:helpdesk@jst.go.jp
尚、JST所蔵資料複写サービスの終了に伴い、株式会社サンメディアが提供する「エクスプレスFAXサービス」につきましても、同日をもちまして提供を終了いたします。