- こんばんは。
知財とは関係ありませんが、面白そうな本なので、紹介します。
弊所の場合、税務調査を受けるほどの利益もありませんが、特許事務所でも税務調査が入る場合があるようです。
弁理士を取り巻く環境は厳しくなっていますが、一般の中小企業さんに比べれば、特許事務所は時間単価が高く、利益を出しやすい業種ではないでしょうか。
- 税務調査に堂々と立ち向かう: 消費税増税時代を生き抜く実践編/日本評論社
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http://www.nippyo.co.jp/book/6507.html
不当な税務調査とたたかってきた税理士による実践の書。実際に提出した請願書・鑑定書も駆使し、不当な調査とのたたかい方を伝授する。
◆本書を手に取ってくださった方へ
0 序章
1 安倍政権の政策で庶民の暮らしは破壊される
2 シャウプ勧告と日本の税務行政
3 日本国憲法と税務行政
1 国税通則法の問題点と対抗手段
1 改訂国税通則法の問題点
2 税務署の出頭依頼書の問題点
2 滞納処分に対抗する
1 滞納・徴税強化の実態
2 納期の緩和制度
■滞納者の生存権的財産を確保した事例
■【課税台帳からの抹消・滞納処分の停止を求める請願書】
■ 納付が不可能な相続税の連帯納付の撤回事例
■【滞納処分の執行停止を求める請願書】
3 滞納者の預金差押え
■ 二つの裁判の概要
■【鑑定書】
児童手当差押裁判は勝訴
4 裁判所の結論の概要
■ 滞納者の売掛金の差押え
■【書類の送付について陳謝を求める請願書】
3 税務調査に対抗する
1 行政とは
2 行政法解釈のありかた
3 納税者の権利主張
4 税務調査は誰ができるのか
5 税務調査の実態
■ 国税犯則取締法調査例
■【鑑定書】
6 適正手続に反した調査
■ 抜き打ち調査(現況調査)
■【鑑定書】
7 税の争いにおける救済と予防
8 不当な税務調査をさせないための基礎知識と対抗手段
■ 予防事例
■【2012年分(平成24年分)の所得税に関する請願書】
4 庶民の味方の税理士を選ぶために
1 税理士は税法にくわしい法律の専門家
2 税理士が法律家であることの担保――税理士試験制度
3 法律家は官僚ではない――税理士と税務職員の違い
4 納税者の権利保障のために税理士制度がある
5 法人事業概況書と税理士の役割
おわりに
1 消費税増税に対して対抗するための日々できる準備と予防
2 消費税増税をやめさせるには