東京医科歯科大学の知財講演会です。
アメリカ、日本及び欧州でグローバルに活躍しておられる先生方に現在、日米欧で起こっている出願実務と権利行使の現状をご講演いただき、後半のパネルディスカッションでは、発明要件及びサポート要件を中心に日米欧の違いを検討し、より広く且つ有効な権利をグローバルに取得するための明細書作成戦略について議論するとのことです。
http://www.tmd.ac.jp/tlo/information/event/2017/4univ/4univ_tokubetsukoen.pdf
平成29年度医療イノベーション 人材養成プログラム 特別講演会
平成29年12月9日(土)13:30-17:00
東京医科歯科大学3号館3F医学科講義室2
「ライフサイエンス分野における日・米・欧特許取得管理戦略」
どなたでも参加可能
参加費無料 先着100名
米国最高裁によるMayo及びMyriad判決以降、自然物由来の創薬や遺伝子診断や治療に関しては日本の実務にあわせて作成したクレームに対し拒絶を受ける事例が増加している。また、既に発行した特許がUSPTOの当事者レビュー等によって無効とされる可能性も増大しており、米国判例の動向が権利行使やライセンス交渉に大きな影響を与えている。一方日本においても、医薬・バイオ分野においてサポート要件のビジネスに与える影響が大きくなってきている。本セミナーでは、前半、アメリカ、日本及び欧州でグローバルに活躍しておられる先生方に現在、日米欧で起こっている出願実務と権利行使の現状をご講演いただく。後半のパネルディスカッションでは、発明要件及びサポート要件を中心に日米欧の違いを検討し、より広く且つ有効な権利をグローバルに取得するための明細書作成戦略について議論する。
13:30-13:40 開会挨拶
東京医科歯科大学産学連携研究センター長・教授 飯田香緒里
13:40-14:00 「ライフサイエンス分野の重要最高裁・CAFC判決」
ワシントン大学ロースクール
慶應義塾大学大学院法務研究科教授 竹中俊子先生
14:00-14:30 「USPTOにおけるIPR・PGRの実務Mayo Myriad判決の影響」
ミズモト外国法事務弁護士事務所クリス・ミズモト氏
14:45-15:05 「日本特許法における医薬・バイオ分野関連特許のサポート要件」
内山務知財戦略事務所 内山務氏
15:05-15:25 「アメリカ特許法における自明型ダブルパテント」
阿部・井窪・片山法律事務所 日野真美氏
15:25-15:45 「欧州特許出願の作成に関する提案」
ミュラーボレ&パートナー弁理士事務所PartGmbB 和田麗子氏
15:45-16:50 パネルディスカッション
モデレータ:ワシントン大学ロースクール
慶應義塾大学大学院法務研究科教授 竹中俊子先生
16:50-17:00 閉会挨拶
プログラム