本日、平成２９年９月分 特許出願等統計速報が公表されました。
９月の特許・実案出願件数は、昨年９月比で３％ほど減っていますが、上期末ということもあり、今年の４～９月の中では最多です。
実用新案は前年９月比で１４％以上の減少と、衰退ぶりが目立ちます。ベンチャーが扱うソフトウェアが保護対象外では、実案の利用は伸びないでしょう。
一方、商標は前年９月比で２９％を越える増加です。世の中がソフト、サービスへ移行していることが原因です。
特許異議申立てについては、１２２件と利用は堅調です。日本の異議制度は利用が低迷しているというのは誤解でしょう。
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/syutugan_toukei_sokuho.htm