昨日、弁理士論文式試験を受験された方、お疲れ様でした。
特許庁のホームページには、まだ公開されていませんが、TACのホームページで問題を見てみました。今年は結構難しかったのではないでしょうか。
特許の問題で、営業秘密として秘匿したのに従業員に勝手に冒認出願された、プロダクト・バイ・プロセスクレームと均等論など、最先端の話題が多かったように感じます。実務をしていない方にとっては、ちょっと厳しかったかもしれません。
意匠は趣旨問題、商標は時間をかけて対応策を考える問題、という印象です。
解答例に関しては、後出しのLECのほうが出来が良いように感じましたが、プロのTAC講師でも間違えるくらいですから、やはり問題が難しかったのでしょう。
そのため、あまり出来なかったという方も論文試験に受かっている可能性がありますので、口述の準備をしておいたほうが良いでしょう。