本日、特許研究第61号が、INPITホームページで公開されました。
公取委知財ガイドラインなどが解説されています。
巻頭言は、現日本弁理士会会長の伊丹先生が執筆しています。
わが国では、ビッグデータやIoTの活用が「業務効率化によるコスト削減」という消極的目的にとどまっており、驚きを禁じえないとのことです。
しかし、ビッグデータ、IoT、人工知能などツールが進化しても、普遍的な物事の本質は変わりません。
目先の流行に目移りするよりも、本質を捕らえる力、物事を判断する能力、逃げずにやり抜く力、コミュニケーションなど対人・情緒能力などを磨くことが重要と思います。
わが国は一旦方向性が定まれば、急速にその方向に進んで行きます。ITの流行に乗り遅れているように見えたとしても、それほど心配する必要はないでしょう。
http://www.inpit.go.jp/jinzai/study/study00021.html
目次
- 目次 [PDF形式 177KB]
巻頭言
- デジタル・ネットワーク社会における知的財産 [PDF形式 238KB]
執筆者:伊丹 勝
論文
- 平成28年公取委知的財産ガイドライン一部改正についての一考察 [PDF形式 2,362KB]
執筆者:泉 克幸 - イノベーションとデザイン・ブランドの関係 [PDF形式 2,114KB]
執筆者:杉光 一成 - 非伝統的商標と著名商標の関係―エルメス・バーキン事件を契機に― [PDF形式 1,980KB]
執筆者:大友 信秀
情報
- SOFTIC事業の紹介 [PDF形式 471KB]
執筆者:日下 善之 - WIPOの最近の取組について [PDF形式 491KB]
執筆者:夏目 健一郎
英文抄録
- 英文抄録 [PDF形式 161KB]
編集後記
- 編集後記 [PDF形式 252KB]