以下、情報管理2016年度第1号の記事になります。
トレンドを知るためのビジネス情報収集手法と、特許調査とは異なる情報収集手法が紹介されています。
トレンド情報収集の参考情報源についても、紹介されています。
特許庁の特許出願技術動向調査等報告は、特許出願の状況から今後の注目ビジネスを読み解くことができ、特に次年度調査予定テーマを1つの指標として常に参考にしているとのことです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/59/1/59_11/_html/-char/ja/
著者抄録
本稿では,全般的なトレンド情報収集の考え方を整理し,代表的な参考情報源(Webサイト・文献)を紹介している。トレンド情報には主に以下の4種類が存在する。(1)市場トレンド情報,(2)顧客トレンド情報,(3)技術・研究トレンド情報,(4)世の中トレンド情報。特に(4)の世の中トレンド情報を意識してウオッチしておくことが重要である。情報提供・管理ビジネスに携わる関係者は,情報選別の「選択眼」を磨く意識を常にもっておきたい。そして選択眼を磨くには,まずは多くの情報源に当たり,その特性を理解しておく必要がある。