- 注文していた「知財戦略のススメ」が届きました。
帯にあるようにビジネスパーソン=一般向けです。
「『法律の深い理解なくして、事業戦略に組み込むことはできないのではないか』という知財、知財権に対する堅いイメージが、知財を付加価値として製品に組み込み、これを競争力の源泉とすることを阻害してきた。」とのことですが、法律の理解なくして、知財を理解することはできません。
上記説明については、自分は納得していません。
単に、弁理士試験や司法試験に受かれば良いというものではなく、実務をしながら、仕事が法律的にどのような意味を持つのか、理解する必要があります。
知財の専門家は、「技術法務のススメ」を読まれた方が良いでしょう。
「ビジネスに知財戦略」という武器を必要とする、全ての方に贈る本。
大人気小説・ドラマ『下町ロケット』に登場する神谷弁護士のモデルとなった「技術系弁護士」と、
知財業界の将来を担う新進気鋭の「知財会計コンサルタント」が、
ビジネスパーソンのために、最新事例を豊富に取り入れながら、
知財のセオリー・活用法をわかりやすく解説します。
------------以下、「はじめに」から抜粋
知財は企業にとって経営資産であると同時に、
知財を昇華させた特許権や著作権といった権利は、
法によって作られた人工物でもある。
「法律の深い理解なくして、事業戦略に組み込むことは
できないのではないか」という知財、知財権に対する堅いイメージが、
多くのビジネスパーソンがそれを願ってきたにもかかわらず、
知財を付加価値として製品に組み込み、これを競争力の源泉と
することを阻害してきた。
本書はそのような「知財の壁」を取り払い、
より一層、知財をビジネスに活用していただくことを旨として企画された、
いわばビジネスパーソンのための知財戦略読本である。
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