こんにちは。
昨日、3極特許庁長官会合があったそうですが、JPOとUSPTOが特許分類で協力するという記載がありました。
IPCの細分化に関するGCIプロジェクトのことでしょうか。
GCIでは、CPCとFIを取り込む形での、IPC細分化が計画されています。
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150305002/20150305002.html
特許庁と米国特許商標庁、欧州特許庁は、4 日、第 33 回日米欧三極特許庁長官会合を開催しました。また、この長官会合に併せて、3 日に各国ユーザー団体を招待し、三極特許庁・ユーザー会合を開催しました。長官会合においては、複数庁の特許審査情報をワンストップで一般ユーザーにも提供する環境整備や IT を活用した新たなユーザー向けサービス等の実現に向け協力を進めていくことに合意しました。また、特許制度運用調和に向け、ユーザーからの要望を踏まえ、引き続き三極で協 力しながら貢献していくことで合意しました。
⑤その他
本会合の機会を利用し、JPO とUSPTOの2国間で会談を行い、特許検索に使用する分類に関する協力を強化することに合意しました。
また、日米欧中韓の五極について、出願経過を閲覧できるようにするというニュースもありました。
現在も日本は日本語で、中国は中国語で、韓国は韓国語で、経過情報等を見られますが、5極の経過情報を英語で見られるようするという意味でしょうか。
おそらく、グローバルドシエの一環でしょう。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201503/2015030400970&g=eco
日本と米国、欧州、中国、韓国の特許当局は、特許審査の情報システムを相互接続し、早ければ6月から、5カ国・地域で特許出願された技術などの審査状況を誰でも閲覧できるようにする方針を固めた。関係者が4日明らかにした。これにより、世界の8割を占める日米欧中韓の特許出願(2013年は208万件)の審査情報が公開される。
特許出願内容の詳細は引き続き公開しないが、審査の進み具合を確認できるようになる。企業にとっては、競合相手に対抗する特許を出願したり、重複の恐れがある技術の開発を中止したりするなど知的財産の戦略を立てやすくなる。