おはようございます。
またまた、朝方勤務を賞賛する記事が載っています。
私は朝方でも夜型でもなく、9時前後に出勤し、21時か22時頃、職場を去るケースが多いです。
夏場は早く目が覚め、7時半頃出勤することもありますが、7時台、8時台の勤務を効率的と思ったことはありません。。むしろ頭が冴えず、1時間無駄にする感覚です。電車内でもラッシュにもまれ、汗だくになります
要は、朝早く来て効率が良い方は早く来て、夜のほうが効率の良い方は(フレックスタイム等で)遅めに出勤して、夜仕事をすれば良いのであって、朝方を強制するのは馬鹿げています。
しばしば伊藤忠の例が採り上げられますが、「夜残業できた時代のほうが良かった。」という声なき声が絶対にあるはずです。
そして、「特定の社員に仕事が集中しないように部や課で仕事をシェアしている」会社もあるのことですが、誰でもできるような仕事であれば、シェアして負荷を分散するのも良いでしょう。
しかし、通常、誰でもできる仕事は多くありません。高度な仕事、専門的な仕事であれば、分散するのも難しくなります。
そして、仕事はできる人へ集中するものです。
事務所を立ち上げ、人の採用に携わるようになって、個人の能力には大きな差があると感じています。
できる人はいつも仕事があり、できの悪い方は仕事を頼まれない。これが現実。
一部の仕事を除いて、仕事をシェアするという社会主義的な考え方はあり得ないと思っています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150203-00000044-mai-soci
冷え込みの厳しい早朝6時半ごろ、東京・北青山の伊藤忠商事東京本社ビルに社員が続々と出社してきた。地下1階の社員食堂で無料のバナナやおにぎり、缶コーヒーなどを受け取り、職場に急ぐ。
同社は昨年5月、残業時間の削減や社員の健康増進を目的に、午後8時以降の残業を原則禁止し、午前5時から同8時までは深夜勤務と同様の割増賃金を支払う朝型勤務制度を始めた。朝は軽食を無料提供する。
エネルギー・化学品カンパニーの下山陵介さん(25)も、朝型勤務をする一人。「午前9時までは取引先からの電話もなく、仕事に集中できる」といい、パソコンでの資料作成や、上司との打ち合わせに充てている。時間配分の意識も変わった。午後8時には会社を出ないといけないので「残り時間を逆算して仕事をしており、メリハリがついた」と効果を語る。
「かつての商社マンは夜遅くまで働き、それから飲んで未明にタクシーで帰宅……という生活でしたが」。こう語るのは、人事・総務部の梅山和彦さん(45)。2013年10月から朝型勤務を試験導入し、半年後に検証すると、総合職の残業は1人当たり月平均約4時間減り、残業代が約7%削減できた。朝食の費用などを差し引いても4%減だった。
本格導入後は、予想外の効果が見えてきた。まず消費電力量が約6%減った。早朝の方が上司をつかまえやすく、指示を確認したうえで取引先を訪問し、その場で意思決定できるケースが増えた。女性社員には「育児などで夕方早めに退社する際、後ろめたくない」と特に評判がよく、「飲み会は1次会、午後10時までという自発的な取り組みも広がっている」(梅山さん)という。会社説明会では、学生から「商社は残業が多いというイメージが変わった」との声が出るなど、採用面でも期待できそうだ。
他にも似たような動きがある。富士ゼロックスは昨年10月から、午後8時以降の残業を原則禁止した。仕事が残った場合は翌朝7時からの早朝勤務を促す。12年度に平均で2000時間あった社員の年間総勤務時間を今年度は1800時間台に減らすのが目標だ。リコーは昨年4月以降、午後8時から午前8時までの勤務を禁止に。上司に届け出れば残業は可能だが、残業する社員が約3分の2に減った。自宅で仕事をする「持ち帰り残業」をさせないよう、特定の社員に仕事が集中しないように部や課で仕事をシェアしている。担当者は「社員の健康増進の狙いもあるが、経営効率も大事だ」と説明する。