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Channel: 知的財産と調査
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中国・韓国語の特許文献を日本語で検索可能なシステム、本格版提供開始

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こんにちは。


今日経産省より、以下の発表がありました。

収録範囲は、試行版とあまり代わらないのですが、不具合は解消したとのことです。


今まで、中日翻訳は精度が高くなく、業務には使いづらいと言われてきました。

今年は、中日翻訳を使って本格的に中国特許調査が行われるようになったと、後年、記録されるのかもしれません。


http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150105001/20150105001.html

「中韓文献翻訳・検索システム」の本格版を本年1月5日から提供します。平成26年11月13日から提供していた試行版と比べて、約200万件の中国文献が新たに検索可能となります。本格版の提供後も順次文献を蓄積し、各国における文献の公開から翻訳文の検索が可能となるまでの期間を短縮する予定です。また、試行版で発生していた不具合は解消しています。

1.背景

中国・韓国語の特許文献を日本語で検索可能なシステムである「中韓文献翻訳・検索システム」の試行版を平成26年11月13日より提供していたところです。この度、本年1月5日から、本格版の提供を開始いたしました。試行版からの変更点は主に以下の二点です。

2.検索対象となる特許文献の追加

試行版と比べて、約200万件の中国文献(平成26年1月~平成26年7月公開分)が新たに検索可能となります。


○本格版の文献蓄積範囲(合計約1000万件)
中国文献:平成15年~平成26年7月公開分
韓国文献:平成15年~平成26年7月公開分
本格版の提供後も平成26年8月以降に公開された文献を順次蓄積し、各国における文献の公開から翻訳文の検索が可能となるまでの期間を以下のようにする予定です。

○各国における文献の公開から翻訳文の検索が可能となるまでの期間
中国文献:中国における文献の公開から原則約3週間で、本システムでの翻訳文の検索を可能とする予定(平成27年3月上旬以降)。
韓国文献:韓国における文献の公開から原則約2か月で、本システムでの翻訳文の検索を可能とする予定(平成27年2月上旬以降)。

3.試行版における不具合の解消

平成26年11月17日に、一部の文献の照会ができない事象が発生し、改善に向けて対応を行っていました。本格版では当該事象は解消しています。
<中韓文献翻訳・検索システム>
http://www.ckgs.jpo.go.jp外部リンク
(注:サービス提供時間は開庁日の8時から22時までです。)


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