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JASRAC「創作者が語る、著作権集中管理団体に求められる役割~持続可能なモデルに向けて~」

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おはようございます。


JASRACのシンポジウムを紹介します。創作者の方を招いてのディスカッションです。


早稲田大学のJASRAC公開口座は昨年で終わったようですが、JASRAC本体のシンポジウムも興味深い内容です。


http://www.jasrac.or.jp/culture/2014/11/21.html

創立75周年記念事業 JASRAC国際シンポジウム「創作者が語る、著作権集中管理団体に求められる役割~持続可能なモデルに向けて~」


入場無料(応募招待制)

 デジタル化・ネットワーク化に伴い、音楽などの著作物は国境を越えて流通し、消費者は、スマートフォンやタブレット端末の普及により、時間・場所を問わず著作物を楽しむことができるようになりました。
 大量の著作物がネット上で流通することによって、消費者の利便性は向上し、プラットフォーム事業者は新たなサービスを展開する一方で、創作者には必ずしも正当な報酬が還元されていないのではないか、との声が上がっています。
 新しいコンテンツビジネスが持続的に発展していくためには、著作物を創る創作者と、それを流通させるプラットフォーム事業者とのパートナーシップは欠かせません。世界120ヵ国・地域の230団体が加盟するCISAC(著作権協会国際連合)においても、このパートナーシップは主要な議論の一つとなっています。創作者への正当な報酬とコンテンツビジネスの発展は両立するのでしょうか。また、著作権集中管理団体は、創作者と利用者の利益のバランスが取れた社会的合理性あるモデルのために何ができるのでしょうか。
 今年3月、JASRACでは創立75周年記念事業として「著作権集中管理団体に求められる役割とは」と題するシンポジウムを開催し、大学教授や弁護士の方々に法律・制度の面から検討いただきました。今回は、CISACの創作者グループを代表する方々に、創作者の立場から今後あるべきモデルについて議論していただきます。

※当日の模様(14:00~)は、「ニコニコ生放送」で中継する予定です。

開催日
2014年11月21日(金)

時  間
14:00~15:30

会  場
有楽町朝日ホール:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F
(JR「有楽町」駅/東京メトロ「有楽町」駅・「銀座」駅 徒歩2分)

参加費
無料(招待制/事前申込みが必要です)

定  員
600名

構  成

パネルディスカッション(14:05~15:30)

 「創作者が語る、著作権集中管理団体に求められる役割 ~持続可能なモデルに向けて~」

■ モデレーター

 エリック・バティスト(フランス)

  SOCAN(カナダ音楽著作権管理団体)最高経営責任者、CISAC理事会議長。


■ パネリスト
 

 ロレンツォ・フェレーロ(イタリア)

  作曲家。オペラ・バレエ・交響曲・室内楽曲などを多数作曲。
  プッチーニ音楽祭、トリノ音楽祭、ヴェローナ野外劇場などの芸術監督を務める。
  CIAM(CISAC音楽創作者評議会)議長、SIAE(イタリア作家・出版者協会)会員。
 

 イヴ・ニーリー(フランス)

  作家・脚本家。演劇やラジオ番組の脚本などを多数執筆。
  W&DW(CISAC作家・演出家評議会)議長、SACD(フランス作家・脚本家団体)会員。
 

 都倉 俊一

  作曲家。大学在学中に作曲家としてデビュー。多数のヒット曲を生み出し、
  「日本レコード大賞」をはじめ数々の音楽賞を受賞。
  ポピュラー音楽から現代音楽まで幅広いジャンルで活躍している。JASRAC会長。


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